Macbook Pro 2016を購入して約4年間、クラムシェルモードで電源ケーブルをつけっぱなしで使っていたのですが、どうやらこれが原因でMacbook Proが壊れてしまった様なので、その備忘録です。
Macbook Proは電源ケーブルを付けたままにしておくとバッテリーが壊れるよ!という恐ろしいお話です。
液晶を閉じると、すき間ができる問題が発生
購入してから2年も経たない頃、液晶を閉じた状態でも完全に閉じきらず、1mmほどすき間が空いてしまっている事に気が付きました。この時はカバーを付けていたのでそれが干渉しているのかな…と思って放置していたのです。
そして4年近く経った現在、久しぶりにMacbookProを持ち出して使おうとデスク上に置いてみると何かがおかしい…。本体が異常なほどガタつくんです。
よく見てみると、本体底が膨張してデスクに干渉してる…? 液晶のすき間も以前より酷くなっていて、5mm以上に広がっていて明らかにおかしい状態に。。。
原因はバッテリーの膨張
調べてみるとその原因がバッテリーの膨張で、Appleが不具合品の無償修理を実施しているとの事が判明。
そこで、無償修理してもらえるものだと思ってAppleStoreへ持ち込んで見てもらったのですが…「無償修理の対象はTouchBar非搭載のみで、今回はTouchBarが搭載されているタイプなので有償でのバッテリー交換になります」と言われました。
バッテリー交換費用は約2万円です…!
バッテリーの膨張は仕様らしい
そもそも異変が起きたのは購入後2年以内で、それほど高い負荷が掛かる様な使い方をした覚えは全くありませんでした。納得がいかなかったのでバッテリーの初期不良ではないのか追求したところ、「バッテリー膨張は仕様です」とハッキリ言われてしまい、結局諦めて2万円の修理費用を支払いました。
AppleStoreで聞いたバッテリーの劣化膨張について
- バッテリー膨張はリチウムイオン電池の仕様なので、防げない
- Macbook Proはバッテリー膨張を見込んで余白のある設計になっている
- バッテリー膨張は劣化によるもので、その度合いは使い方によって異なる
- 電源ケーブルをつけっぱなしで使うとバッテリー劣化に影響する
- 高負荷で熱が籠もる様な環境だとバッテリー劣化に影響する
Appleへの不信
今回問題が起きたMacbookPro 2016のバッテリーの充放電回数はわずか20回です。一方、8年前から使い続けているサブ機のMacbook Air 2012はバッテリーの充放電回数300回を超えていますが全く問題は起きていません。
Appleの店員さんから電源ケーブルをつけっぱなしにするのは良くないと説明されたましたが、そんな事どこにも書いてないし…。WEBで調べてみると、むしろ電源ケーブルは接続しっぱなしの方がバッテリーに優しいと書かれている記事が多く見つかります。
MacbookProは充電完了の度に電源コードを抜けという事なのか、そんな事ってあり得るのか…。Appleへの不信感が後から湧いてきました。
MacbookProのバッテリー寿命は思ったより短い。そして充放電回数に関係無くバッテリーは劣化する
今回の件をまとめると、MacbookProのバッテリーは使い方によって2~4年で寿命を迎えるという事になります。今回AppleStoreで確認して初めて知ったのですが、充放電回数に関係なくバッテリーは劣化するという事です。
これからMacbookProを買おうとしている方、特に中古購入を検討している方はご注意ください。充放電回数の少なさに惑わされない様にしましょう。
【結論】Macbook Proに電源ケーブルつけっぱなしはダメ!絶対!
ネットで調べると、Macbook Proに電源ケーブルつけっぱなしでも大丈夫と書かれている記事がいくつか出てきますが、AppleStoreにて「電源ケーブルのつけっぱなしはバッテリーの劣化に影響する」と明言されました。
持ち運ばずに固定の場所で電源ケーブルを付けたまま長期間使う事、特にクラムシェルモードで長期間使うと熱が籠もりやすいので絶対やめた方がいいです!